渋谷すばるwith大倉BAND@東京国際フォーラム 8/30(水)3部

前日フィルフェス時にフォーラム帰りのお客さんが持ってたショッピングバッグのデザインに驚愕。わーこれ売るってすごいなー(遠い目)ものっそ頑張って表現するとエヴァ風とでもいいましょうか、あれをゴシック体にして公演名配置しただけっていう。FTONのデザインがまともに見える。しかも「OKURA BAND」オクラバンドorz
1・3部見たけどより印象深かった3部の感想。
席は1・3部共1階席後方、1部はほぼ中央、3部は右寄りでどちらも双眼鏡必須なお席。然しながらすこぶる音がよい!


・OP〜Blues Master Kill
まずはFIVE登場。ステージ右手壇上、牧野氏のドラムセットがカノープスの3点セットで急にときめく。中江川氏もジャズマス!そしてリアルにステキメガネ男子な上里さんにびびる。そんなファイブの皆さんが鳴らすHR調のOP曲で沸々と気持ちが昂るなか、でっかい拡声器を肩から掛けてすばさんご登場!わー!その姿だけでも大概盛り上がるってのに、フォーラムというハコのおかげで生音がまっすぐ飛んできて冴える冴える。バンドだ!これコンサートじゃなくてライブ!

・弱い僕だから
初聴。これもスマさん曲と聞いたけど何だかキヨシローぽいなあ、と思って帰宅後作家さん調べたらビンゴでした。アカペラで「お前らがぁぁぁ!いなけれぇぇばぁぁぁ!!」と吠えるすばさんはトータスばりにソウルフル!

・Fight Man
うわああきたこれ!!かっこいいなぁうわーん(このへんから形容詞がどんどん足りなくなります)

・Shelter
だいぶロック色強めた編曲。えーとここはQueですかロフトですか屋根裏ですか。跳ねたい!うあー!


・BUTTERFLY I LOVED
とアガりきったロックの血をまあまあ落ち着けといわんばかりの石垣氏ピアノソロ、そこに大倉さんご登場。バックが関ジュ(B.A.D. BOYS−中間氏)わーわー!FTON悲しい恋の黒スーツ衣装。この曲に関してはまだ上手く言葉に出来ません・・・よく分からないけどすごい動悸が(要は好きすぎてばかみたいってことらしい)1人で歌って踊る大倉さんは刺激が強すぎるぜ。後にご本人作詞と知って更にドキドキ。

・Carnival
まあやらんとしゃーないかなーという選曲。善玉悪玉歌っちゃったらどうしようと思ったけど1番だけで安心なような残念なような。イントロ後の氏の掛け声がMJみたいだったよ。ポゥ!


・ドラムソロ〜One
ソロの叩きっぷりはFTON時に引き続きTADAYOSHIKI様(byカワイさん)ではいはいドラムドラムという感じ。でも余計な会場セットがない御陰で音は格段にクリアで気持ちいい。ちなみに太鼓はPearlのオレンジ4点に例のmyスネアでした(ってこの情報見て誰が喜ぶんだろう)。すばさん緑のストラト抱えて再登場。Oneはこのくらいの厚みがあってこその曲だなー。

・旅人
ギター渋谷ボーカル大倉。前曲終わり〜イントロの間にドラムセットから降りてこないといけないという短時間の間でもきっちり脱いだシャツを腰に巻き直して降りてくるアイツ分かってやがる・・・そして思う壺。更にシャツの下に着てたTシャツが白黒ラグランしかもプリントはWhoってドツボ。分かりやすい好みだね天知さん!バンドアレンジ良いなあ。

・おばろっく
やいやい言うくだりは倉さんが。これもやるのか・・・と一瞬萎えたものの開き直ってしまえば楽しいもんです。これまたバンドアレンジで幾分ライブぽい仕上がりに。かんじゃにえい!て掛け声は「たーだよし」「すーばーる」に。でも最後のかーんじゃにじゃに、はそのまま。

・アグリ
いつもより数段ぶっといギターリフで始まるアグリ。うわーうわーエイトでもこんな音で聴けたらどんだけいいだろう・・・!所々キーボードの音が気に障ったのは内緒。ラップは亮パートを倉さんが。バンドで音溜めて溜めてフィードバック音が途切れた瞬間のたつよし「Do you agree?」たーまーらーーん。


・ご挨拶〜FIVE曲1つめ
3部は大倉氏の「こんにちわ」イントネーション言い比べの巻。ファイブさん曲はどソロでも聴いた気がする(曖昧ですいません・・・どソロ時はバックの5さんを意識する余裕もなかった)ただ中江川氏のコール&レスポンスを聞いて「おおそういえば」と思い出すところがあったので多分やってるはず。


<えむすてコーナー>
例のTAK松本テーマ曲と共にタモさんというよりは筑紫なヅラ(中原翔太のメットばりに浮いてる)とタレサンを装備した倉さん登場。3部の架空ゲストはカエラとケミストリー、タモ倉さんがいちいち立ち位置替えて「よろしくおねがいしまーす」とゆるい挨拶。そして3組目に渋谷すばるwithじゃにーずJrの皆さん。赤のサテンシャツ+過剰にハイウエストな白ズボンでご登場。「最近、炊飯器を買ったんだって」「電子レンジを買ったん(ry」「物真似に凝っ(ry」とこっちが畳み掛けてるのにどこか余裕のないタモ倉さんと、振られてあわあわしながらもさほどペースが崩れないすばさん。


・往年のお歌その1:I believe in myself
左右のスクリーンそれぞれに懐かしのお歌映像の昔すばるさんととリアルタイムの映像の今すばるさんが映し出されます。映像&BGMはえむすての滝様ラップで始まるアレ。わ、わたしこの映像つい最近見た!うひゃーこりゃ運命感じる夏かもNE*1。亮たんの時と違ってお歌は今すばるさんのみ。時々ヨコヒナ映ったりしてるとこは会場も沸き上がってました。何度見てもこのひなたんの動きは摩訶不思議。


再びトーク
・すばさんスクリーン越しに生着替え
・倉「渋谷、明日も来てくれるかな」す「いいともーって違う、番組が違う、タモリ違い、タモリ違い?いやタモリは合ってる」
・「渋谷、基本助けろよ」
・「いやー、一時はどうなるかと思いましたがね」ってタモ倉さんそれ本音本音
・す「後ろのJrの子が『無茶振りだなぁ〜』て」
細木和子の物真似の振りを出したり引っ込めたりするタモ倉さん。それを中途半端だと叱咤するすばさん
・す「出来ひんねやったらやんなボケ」倉「出来へん」


・往年のお歌その2:サヨナラ
後追いでも聴いた事なかったはずなのにサビ知ってたというのは、それだけ当時のJrバブルが大きなムーブメントだったってことなんだろうなあ。


みたびトーク
・倉さんに即興アカペラソングを強要するコーナー
・「おい、もう大倉。おまえはもー大倉」
・「僕ミュージックステーションの過去の映像とかないもん」あはははははh!!
・「嵐の後ろで踊ってるけど豆みたい」「がんばーるさーてやってるけど顔わからへん」*2うわーんおおくらさーん(つд`)
・す「これでギャラ五分五分は納得いかへん」倉「7:3でいいよ」す「7:3?」倉「それは考えよう」す「なんでやねん!」「なんでやねんて久々言うたわ」
・倉「おおーって出来ないのわかってるでしょー」
・即興のお歌は下着シリーズ4部作。フロントホックと聞いた瞬間の倉さんの目の輝きといったらもう
・けどTの後ろはSじゃなくてUだと思う
・5さんナイス仕切り音
・「やっていただきたいなーと、思とりまそ」
・ヅラとったほうがタモさんぽい倉氏
・「キツいて2曲めくらいからゆってるやん」


・えいとさんVTRコメントその1
フィルフェスの流れを汲むまるさんのテンション。くーらさーい!

モナコブルー
クリパ時はいっぱいいっぱいで漠然とした印象しか残らなかったけど、思えばこれがエロ倉推し序章だったのでしょうか。山田のファンシーさ*3に上手いこと中和されてて気付かなかったのかもしれない。まあ何言うてもがっつり似合ってるからぐうの音も出ません。ちきしょう!

・愛してる愛してない
最初のスキャットがオトコマエすぎてどうしていいかわからないよシブタニさーん。個人的にJr時代のすばさん曲といえばこれ、という印象だったのでこれまた聴けて嬉しい。
この後再度例のTAKサウンドと共にタモ倉さんが「明後日の本物のミュージックステーションでお会いしましょーう」と言い去りえむすてコーナーここまで。


Jrコーナー
・止まらない想い:キリヤマン+オッサンから2人。桐山あきとソロコンサートへようこそ。手越が見えた。
・Love or Guilty:BOYS3人。この曲好きだー濱田氏かこよす!


・STANCE〜knockin' trackin'
1F中程両端からトロッコですば倉ご両人登場。こんな会場でもトロッコやるのかーと感心しきり。ただまあトロッコですれ違う時も至極淡々としてる辺りがさすがマイペース2人。


・MC
東ジュ紹介〜5さんを交えてのながーいMC。以下覚えてる話題。
・全員中2
・ジャンプを買った事がないすばさん
・最近ヤングジャンプに移行した倉さん
ヤンジャンのグラビアを見ながら「最近のグラビアは質が悪い」と嘆くすばさん。乳がでかけりゃいいってもんではないと熱弁。
・意外と前へ前へ出る真田氏
・「関係あらへん!」
・スタジオの扉を開けっ放しで練習した若かりし日のすばさんと5さん
・石垣氏は絶対音感
・ファ#
・何年経ってもすばさんの屁でゲラゲラ笑う村上さん。倉「なんかちょっと感覚おかしいですよね」す「おかしいねんけど自分が一番普通やと思ってるとこがおかしい」
すばさんと5さんの懐かし話をのーんびり座って聞いてる倉さんがよかったです。


・おばろっく(Blues ver.)
5さんのアコースティック演奏にボーカル渋谷MONTAすばる、ボンゴ大倉。途中の台詞は倉さんが低音ボイスで囁きます。「今日、たこやきパーティーやねん」「冷やし飴、よばれよ」「嘘吐きは、泥棒の始まり」「ワイルドタッチでキメ」。

・Eden(アコースティックver.)
2人ボーカルもアコースティックなら有りかも。


・FIVE曲2つめ
「今」ってタイトルの曲なのかな?これもどソロで聴いた気がします。DAぽい(って露骨か)中江川氏は本当に会場とひとつになるのが好きだな!


・えいとさんVTRコメントその2
狭い画面内での激しい安田いじりは若干本気で痛そうだよあわわ。

∞メドレー
・いろは:たちょ和太鼓と控えめなギター音のみで。納涼盆踊りな趣。
・レイニー:いきなりフルカラオケで昭和歌謡ワールド。ボーカル交互。ここは振りを楽しむところですかね。
・すきやねん:すば倉がそれぞれ両サイドに移動、メインステのマイクスタンドで関ジュが間奏部分喋ります。

・マーチングドラム〜Act show〜サムライブルー
倉さんコーナー。鯉のぼり衣装だった気がする。マーチングは1部でミスったスティック捌きも3部はスムーズに。Act〜は初聴き、これも楽器隊でやってたのかな。侍なんちゃらは完全ソロだったので松竹の時より落ち着いて聴けました。

・Greedy
すばさん。FTONソロ時のロンスカ衣装、だったかなあ、視覚情報があまり印象に無い。お歌が凄すぎた。生演奏の御陰も相俟って後半の激情渦巻く盛り上がりがものすごい。渋谷すばるここにあり。

・ドラム競演〜DIVE〜口笛の向こう
大倉牧野のツインドラムきたーよーー!いや実は序盤のOneでもドラムは2台だったんだけどそんときは「うわーこんなテンション上がらんツインドラム初めて」というくらいトキメキに欠けてて、もう今回ドラマー大倉には期待しないでおこう・・・と半ば諦めていたので、ここのドラム合戦が超々楽しそうですごく嬉しかった。色々嬉しくて幸せでなんかちょっとじんわりきたよ(はい過剰)そんなのに続くDIVEなんだからもうアガらないわけがないわけで。あーあーあー椅子いらねぇ!すばさんが1人で歌う口笛、「見上げた青い空までが嘘でも」という歌詞はエイトで聴くそれとはまた違うエモさがあった。あー。なんだろう。とりあえず拳あげっぱなし。

・Heavenly Psycho
このバージョンを残す為だけにでもいい、ライブ盤CDを出すといいんじゃないかなこの公演は。勿論ジャケは白黒写真で!(果てなき夢)


<EN-1>
・おばろっく
・ロマネ
<EN-2>
・DIVE

おばろっくはやり収めと言わんばかりに開き直ってやいやい踊っときました。ロマネで鳥肌立ったのは初めてだなー。エイトで聞くとつい色んな背景が見えて曲自体に素直に感動できないことが多いので、純粋に歌の力だけを汲み取ることができた気がする。感無量で後ろを向く感激屋な大倉さんの横で、どこまでもはっきりと鮮やかに歌うすばるさん。この人はきっとどんな事があっても、気持ちの揺れで歌が歌えなくなったりすることはないんじゃないかなあと思った。最後に大倉さんとすばるさんそれぞれの口からきちんとこの公演に対する気持ちを聞けて、このライブを見て何でこんなに自分が嬉しい気持ちになれたのかがスッと分かりました。DIVEの最後がこの日一番楽しくて幸せだった!


蓋を開けてみれば「大倉BAND」なるものは存在せず「大倉」「BAND(ファイブ)」だったっていうw。いやでも5さんじゃなかったらこうはいかなかったと誰もが感じるであろうライブでした。音の厚みや安定感もそうだけど、すばさんとの信頼関係みたいのがそこかしこから滲み出ていて、5さんの演奏をバックに歌うすばさんの伸びやかなことといったら、ジャニとかそんなカテゴリーが気付いたら頭から消えてたよ。
印象に残ったのはツインドラムのパートでしょうか。ドラム大倉スキーを公言して憚らない自分ですが、正直FTONから続く倉さんのドラムソロのフィーチャーぶりはあまり見てても高揚しなくて、なんだろドラムってそういうんじゃないよなぁ、いやアイドルだし仕方ないか、と割り切ることを自分に強いていたフシがありまして。エイトにとって、大倉さんにとってバンドは演出の1つで、それこそ楽器隊は夢であるとはっきり意識しながら楽しまないと、と何処か自戒を込めながら体感していたところがあったのです。まあそれでもそこそこに楽しめはしてたのですが。それがこの牧野氏とのセッション時の倉さんは本当に楽しそうに叩いてて、ああ、おおくらさんドラム好きなんだな、てのを素直に感じる事が出来て、それがすごくすごく嬉しかったんですよ。楽器が魅せるための道具の1つであることに変わりは無いけど、それを好きで楽しんでやってくれているなら、それで充分だと。時間にしたら2分そこらの時間だったけど、すごく幸せなひとときでした。牧野氏ありがとうFIVEさんありがとうそしてそれを引っ張ってきてくれたすばさん本当ありがとう。どうにもこうにも大倉寄りな(しかも都合よく解釈した)感想しか書けなくてすいません。
あとはやっぱヘブンリ。Edenと口笛とこの曲については流れを追いながら書いててもどうしてもその時の自分の感情を具体化できなかったのですが、あのソロパートを生で聴けたのは素直に嬉しかったし、エイトでこの曲を聴くのはまだ早いと思うから、このライブの最後でこの曲をやってくれたのはよかった。マイクを通さずに届けられたすばるさんの「ありがとう」は今までのどんな生声よりも胸に響いた。


アンコールでおおくらさんが「俺とすばる君はやりたいことも全然違って」と言ってたように、2人の魅せる方向性は全く違うものだったけど、考えてみればすばるさんと同じような事をすばさんと他の誰かでやってもその誰かを際立たせることは至極困難だし、そこで全然違う魅せ方をこんだけの振り幅もって出来るのは今のエイトでは大倉が一番適してたんだと思う。ただそこには経験という点で大きすぎる差があって、だから発表されたときは、その演目の中での大倉のポジションなり占める割合に必要以上に不安を抱いてしまったし、すばるさんの「歌」という存在の前で大倉さんは蛇足にしかならないんじゃないかと思った。実際2人の組み合わせでやってみて、1つのコンサートとしての流れや纏まりは今一歩だったかもしれない。私自身30日3部見てなかったらそうは思えなかったかもしれません。けど、それを補って余りある各々の魅力をきっちり出せていた、いい公演だったと思います。過小評価してばっかじゃだめだなー。今の大倉さんだから出来ること、をいっぱい見せてもらえた。私の好きなじゃにっこさんは場を与えられたらその場を最大限に魅力的なものにする力がある、或いはその為の努力を惜しまない人たちで、それはファンとして誇れる点でもあります。「グループの可能性を広げる」という意義をしっかり持ってやってたのが見えて頼もしかったし、安心した。色んな魅せ方があっていい。どんな場でやっていても、彼はエイトのメンバーとしてそれを全うするんだろう。それを強く感じられたのは意外な(そして嬉しい)収穫でした。すばさんが言った「こういうのやってるからこうしないといけないとか、そういうのは関係なくて」というのは、すばさんご自身もそうだけどひいてはエイトの事でもあって、そうやってすばさんが自分を語ること、その彼が1人で歌えるステージでエイトの曲をのびのびと歌っていたことが嬉しかったです。DIVEの最後にステージも会場もみんなしてジャンプした時のあの気持ちはエイトコンで感じるカタルシスと同じだったし、それはジャニにハマる前からずっと体感してきたライブの時のそれとも変わらないものだった。だからエイトのコンサートが好きだし、そんなエイトの曲をやる2人のステージを見て、エイトファンは幸せだ、と感じました。見れてよかった。

*1:というか単に自分が持ってるJr時代の映像がこれとあと2〜3つくらいしかないっていう。ちなみに見たのは予習とかではなく、BIG WESTにまるさんが居たかどうかを確かめる為でした

*2:USJのアレ

*3:存在自体がファンシー