Extra Storm in Winter'06"THE SHOW"櫻井翔@Zepp Osaka 1部

Zeppオーサカ行くのっていつぶりだろうと思って調べてみたら、2000年6月のブランキー以来だった。ひえー。というわけで観てきましたザッツライサックライSHOW。セットリスト(もちろん人様んとこの)見ながら掻い摘んで思い出し記述。


寒風吹き荒ぶなか南港に集う多種多様な女子の皆さんを眺め、この人達全員が櫻井観に来てると思うと心が優しくなるなぁなどど思いつつモアチャンスチケ引き換えを待つ。グッズはさらっと見たけど買わず。けどポスターのさくらいさんかっこよかったよ!外ハネ!コン写真はもれなくゴリでこれから見られるステージへの期待が高まる仕上がり。
開演15分前くらいに入場、Dブロック左側後方辺り。自分の身長のせいもあってステージあんまり見えない。やる気満々でバンドTとか着てってたけど周囲は結構アウター着たままなかんじの非戦闘体勢な方が多かった為、そこそこのテンションで観る事にするかーと方向性を決める。開演前からステージ上ではDJの人が嵐曲を微妙にクラブリミックス、みたいのをかけてて、これはどう反応したらいいのかなー苦笑ー、とかスクリーンに映ってる「THE SHOW」のロゴはSPEED KINGを思い出すなー、とか考えてるうちに照明ダウン。開演!と思いきやDJさんの80'sディスコチューンセレクション&ミラーボール点灯。セレクトはいわゆるひとつのベッタベタというやつですYO!
左右の小さいスクリーンにピアノ発表会で演奏する小学生男子、ステージにはダースベイダーが現れ優雅に指揮棒を振り振り。そして気付いたらサックライショーが出てきててラキメン始まりました。後方でも普段のコンサートの事考えるとやっぱり近い!胸から上くらいしか見えないけど!白シャツの素材がサテンだったのがすごい気になる。ライトでアッパーな嵐曲をメドレー。ハダシで超ヒプホプな装いのバックダンサーさんが皆してあの可愛らしい振りを踊ってるのがちょっと可笑しい。のちUnti-Unti!!キターヨーー!!いきなり超アガる。ドレッドのおにいさんとか文字エフェクトとかDVDの演出そのままで、見る度このツアー行きたかったよ・・・!と焦がれてたいざなうコンの一端を体験できたような気になり自分感無量です。これ観れただけでも行った甲斐がありました。
ここからは自分らで作った曲、まずは、と言って座りで歌われた「ニノと作ったウェディングソング」(タイトルわかんね)はどの辺にみやんが参加してるのか全く分からない仕上がり。いま愛のAメロにフロウを乗せただけに聞こえましたが、はて。「次の曲は、オレが普段考えてる事を書いた曲です」とか喋って始まったのは9・11から世界情勢や何やについてリリック→最終的にOne Loveに落ち着くという壮大かつベタ(あああすいません)な1曲。ピースってつまりラブだよねとその点は頷きつつも普段こんなことばっか考えてたら嫌だなとか不謹慎な事を考えながら聴いてましたすいません。嵐5周年時に作られた「スケッチ」も披露、こっちは素直に感動しましたよー。これリアルタイムでこんな曲聴いたらそりゃ感動するやろう・・・としみじみ歌詞読んでたら櫻井歌詞間違えやんの。えええーーおいおい。私の感動返してください。でもそんなしょーちゃんもカワイイなどと思えるソロコンマジック。「ペンの指す方向」はあれやこれや個人的な事考えながら見てました。あと、ここの友人関係ってのはきっとすごく固い繋がりなんだろうなぁ、とか。
そんなぼんやりしんみりしてるとこに飛び込んできた「俺達のSong」色んな意味でこれが全部持ってった気がしなくもありません。スクリーン映像&バックコーラス(というかメインボーカル)で大野さんご出演。間奏で櫻井さんに初めて会った時と今の体型の違いを言及。それから録音・撮影時の様子なんかが流れます。智と翔ちゃん!翔と智ちゃん!的な(←歌詞抜粋)あーあーあー山最高。握手会時の奇跡フラッシュバック。3104ではあれとかこれを翔君がやるんでしょうか、そんなの見たいってばよ・・・。そういやこの曲の前らへんのどっかでやったブギーバックでは風の皆さんがこれまた映像でご出演。でも山コンビほどのインパクトは無かったな・・・風は単品とはいえ山コラボクオリティ高。つかSmooth Rapバージョンでスチャでダラな櫻井さんに見入ってたらいきなり出てきたので松本さんとこ見逃した。悔。そんな言いつつ、なくなくなくなくなくセィイエェーつう和君(髪の毛有り)のめんこいことといったらそれはもう。結局それか。
チューチュートレインがごっつ自然に始まってびっくりした後コトタイ五里霧中サクラとアゲアゲな曲が続きます。さくらいさんゴリ度全開!こういうの期待してたんだよひゃっほう!アデインはこれまたいざなうコン時のミックス。当方大好物ゆえ歓喜。ラストはイエスノー、わーかっけえなこのコンボ!と喜びつつもOneコンDVD未発売の悲しみが頭をかすめせつない気持ちに。でもこの曲で本編終わるってのはいいね。
アンコールの「しょーくん!しょーくん!」が恥ずかしくて小さくなりながら待つ。「さっくらい、さっくらい」じゃダメかな・・・(亮コン時と同じ事言ってるよこの人)アンコール後の内容あんま覚えてないんですがアデインはやっぱ楽しいな!うぇーい!
終演・客電付いてダブルアンコ粘るお客さんを眺めつつもまあ無いだろうなーとか思って呆けてたら、ステージ明かり点いてしょーくん出てきました。え!!とはいえ曲はやらず、お客さんにご挨拶&感謝のコメント。そいで「例年でいくと、夏あたり?またやると思うんで」と夏コン示唆のコメント出ました!キャー!いやメンバーの曖昧なコメントなんざ確定情報に入らないというのは痛い程存じておりますがここ最近の嵐5人単位に対する飢えやレコード会社・事務所方針への不信なんかのせいで、物凄い有り難いお言葉のように感じてしまいました。たのむよー。まってるよー。


上演時間のわりに詰め込みすぎな感はありましたが、引っくり返せば内容盛り沢山。賞味1時間半の中であんだけ見せて貰えたら充分です。あくまでも嵐の櫻井翔という範疇で出来る「櫻井翔一個人としてやりたい事」を並べるというセットリストは、ソロコンというよりはグループ内のソロコーナーの延長という印象だけど、とりあえず櫻井さんがやりたい事を詰め込んで、やってる間始終楽しそうだったのが嬉しかったなー。彼のパフォーマンスは時にエゴのように見えたりもするけど、それはいつも誰かの為に、それを見て嬉しいとか楽しいとか感じる人を具体的に念頭に置かれているような、そんな気がします。そういう演目を櫻井さん自身が楽しんでやっているのを見れたのが良かった。まあいつものコンサートも多かれ少なかれそうなんだろうけど。あんま櫻井一人をピンポイントで見るってないからw
ソロライブであんだけやりたい事をやった後で、最後に一人でステージに出てきて「これからも嵐をよろしくお願いします」と言ったその行動が、何よりの信用に繋がる。ソロ仕事が増える反面グループとしての動きが少なくて、やきもきしてるのは一部のファンだけなのかなとか思ったりもしてたけど、何だかんだでメンバーも危機感持ってるのかしら、とか(邪推ですね)まあ嬉しかったんですよ。ソロライブすげーおもしろかった(褒めてます!)し良い企画だと思うけどやっぱり5人の嵐が見たい、というのが結論。だからどっちもやっちゃえばいいんだって!悲鳴上げるのはヲタの財布と休暇のやりくりだけだからサ!!(自虐)