自転車少年記

取り急ぎ感想。一応まだ放映当日なので畳んでおきます。あ、石井君が出てたのにびっくりした。


見終わって何ともじんわり幸せな心地になりました。すごくベーシックな青春モノなのに、淡々と展開していって、でもきらきらしてて、浮き足立ってない爽やかさにとても好感の持てる、良いドラマでした。山田の為にこの作品を選んでくれてよかったなぁ、と思うと同時に、山田だからこそこういう作品に仕上がったに違いない、と思うとそれが嬉しくて。私は原作を読んでいないので、そちらとのギャップなんかは分からないのですが、少なくとも一映像作品としてはそんなに無理もなく、スマートだったと思います。あ、けど走れなくなって倒れてから海へ着くまでを省略しちゃったのはちょっと惜しいか。でもそこまで強引な感じはしなかった気がする。それというのも全編通して丸山さんのナイーブ芝居に感服しきりで、この演技だけで充分な説得力がある!と多少のはしょり感は気にならなかっただけかもしれません・・・いやまるさんすごく良かった。自転車漕いで風邪受けて顔がアレでも気にならないよ!(書いてるし)ストーリーと関係ないところでおばさんちょっと泣きそうになっちゃった。ちょっと役者丸山に本気で惚れそうです。いけるよこの人!と前のめり。どっちかというと昇平が中心で話が進むものだと勝手に思っていたので余計に「ま、まるさん!」と思うポイントが多かったのかも・・・ってあれ、関係ない?贔屓目?まあいいや、とにかくやっさんのほうはもっとガツガツと出てくるキャラクターなのかと想像していたので、意外と大人でこっちはこっちでドキドキしました。今なら安田さんと呼べる。あと福田さきちゃんがかわいかったナァ。今まで全然そんな思わなかったのに。動画美人か。