キャッツWS

昨日レイトショーで見てきました。場内の若者ほとんどが会場売店で売ってた「キャッツコンボ」*1を食べてて笑。


日本シリーズが2時間半かけた映画化おめでとうフェス(=バカ騒ぎ)映像だとしたら、今回は作品全体でキャッツ弔い合戦みたいな感じか。途中からバンビは翔さんに、アニは塚本に、マスターは佐藤隆ちゃんにしか見えなくなって困りました。決してそんな筈無いのは分かってるのに、台詞を言う直前の表情とかがいちいち生っぽくて。その点ダブル岡田はさすがのプロっぷり。特にうっちーは全然うっちーじゃなくなってるのにうっちーとしか思えなくて凄いなあと。お話の出来はもう私は全く客観的に見られなかったのだけど、一緒に観たキャッツ初心者の母が「よかった」と言ってたので大丈夫であろう(超身内基準)。自分達からちゃんと別れを切り出せた3人の成長と、それを眩しそうに見るぶっさんがせつなかった。自分らで言ったのにやっぱり必死で探しに行ってしまう3人も(そのカットを映さないのも)、ミットを見つけたのがうっちーなのも、あの一連がキャッツらしくて美しかった。ぶっさんがボールに書く単語はどれも平熱感に溢れているのに、毎回ぐわっと胸を掴まれるよ。
嵐コンで見るアデインよりも、キャッツのエンドロールで流れるアデインが好きです。シーサイドばいばいがフェイドアウトしてあのイントロが流れた時、思わず天井を向いてうあーと声にならない唸りをあげてしまった。ハチクロといいSpirits!といい私はエンドロールフェチかい。

*1:内容は多分ドリンクとポテトとポップコーン。ポテトの袋が黒装束モチーフ