BEYONDS/bloodthirsty butchers@心斎橋クアトロ

3日前にチケ取ったら98番だって。そんなわけで久々見易いクアトロ。音量の事忘れててスピーカー前で見てしまい案の定未だ右耳の奥で蝉が鳴いてるよー。
ブッチャーズは「燃える、思い」でスタート。轟音でもイメージがきっちり通ってて、4人になってからのライブで初めて「お、いいかも」と思ったものの、やっぱりそれ以降は、悪くないけどなんか退屈だなーとボンヤリ見てました。ここしばらくのブッチャーズのライブは大体こんなん。知らない曲(=最近の音源)が多かったってのもあるのかなー。いやライブでそんなん関係ないか。ごめんひさ子わたしやっぱ3人構成時のあの沁み込むように刺さるライブがもっぺん見たい。
対するビヨンズは知ってる曲1つもないのにすごい楽しかった!fOULより幾分聴きやすい印象。岡崎さんのギターの印象が強いせいかも。アヒト目当てで行ったのにバンド単位を楽しめました。嬉しいことだ。よく考えたら全員面白いんだもんなーこのメンツ。誰見ててもニヤーとしてしまう。テッキンもハスキンの時よりアグレッシブなベースでかっこよかった。おお。けどビヨンズはやっぱり谷口さんのバンドで、なんつうかねもう他のパートがどんだけアクの強いプレイをしても谷口さんの曲と歌声のキャラクターが最前面に出てくるというか。歌詞も聞き取れないしそもそも私はドフトエフスキーなんてとんと知らないので、谷口さんの音楽の世界観は本当表層的なところしか分かってないんだと思うんですけど、あの真摯さと可笑しみのギャップそれだけで充分魅力的だと思ってしまうのです。とにかく楽しそうにやってらしたのが印象的。いいもん見た。そんでやっぱりアヒトさんにはずっとドラムを叩いててほしいと強く強く思うわけです。ボラもいいけど太鼓もね!ちなみにアヒトさんこの日はひさ子さんより髪が長かったよ。